今回は、この船に乗って向島を目指していきたいと思います。
なお、最近は全然見ていないのですが、Eテレ2355や0655のおはようソングやおやすみソングにこのフェリー(福本渡船)が取り上げられた歌が放送されていましたね。
今まで日本一短い航路は尾道向島航路じゃないかと思っていましたが、日本一短い航路は広島県呉市の音戸航路です。今まで勘違いをしていましたね。
しかし、キャッチコピーの一つに「日本一短い船旅」というのがあります。やはり0.25kmを3分で結び、全国の中でもトップクラスに短いことは明らかです。
乗ってみた
尾道から向島に向かうためのフェリーは3つあります。その中でも最も安いのが、福本渡船です。
福本渡船は、月曜日から土曜日の6時から20時に運行しているフェリーです。頻繁に運行、とありますが、6時から20時までの間は、行ったり来たりを繰り返すダイヤ不定のピストン運転です。
また、日曜日には運行しておりませんので、ご注意ください。
さて、尾道駅から少し東に行ったこの辺りに、福本渡船の本州方の乗り場はあります。
運賃は、大人60円、子供30円と、破格の安さを提供しています。その安さから、地元の通勤や通学路として多くの人から人気を博しております。
運賃は、歩行者や自転車は向島の小歌島港側で運賃を精算するようです。車も向島側だった気がしますが、正確には覚えていません。
尾道(本州)側から来た時には、そちら側には係員が誰も何もいませんので、とりあえず船に乗って、向島側で精算しましょう。
船内から尾道水道を撮影してみました。奥に見えるこの橋は、新尾道大橋と尾道大橋です。
重なって見えますが、2つの橋が並走しており、向かって手前側が西瀬戸自動車道(しまなみ海道)の新尾道大橋で、奥側が一般道の国道317号です。
実は尾道大橋からでも向島に歩いて向かうことは可能なのですが、歩道が狭いため、尾道大橋からではなくこれらフェリー航路からの渡航を市は推奨しています。
向島の兼吉港に到着しました。ここに至るまでわずか3分の船旅です。
このように尾道では小さな海峡を渡るためのフェリーが頻繁に運行されているのです。
おまけ
向島に渡ったところに3つもツッコミ要素があったので…(JFEの造船工場は疑いの余地はありません)
まずこれね、映画「ふたり」のロケ地。昔の作品を今に伝えるのも大事だけども、今の若者は大林宣彦なんて知らんよ?
これはあれですよね?
エロ本とかを投函するやつですよね?今年多分初だわ。
こんなポストが島内のあちこちにありました。令和の時代に白ポストは生き残るのでしょうか。
映画「あした」のロケ地は小歌島港ではなく兼吉港(#5で見た船)の付近ですよ。こう書いたら、誰もがすぐ近くにあると思うだろうに、後で調べたら、兼吉港で、ふざけんじゃねぇ!wと思ってですね。
こういう地図とか、ちゃんとしろよと思うのは、私だけですか?
連載記事の紹介
この記事は、2019年尾道シリーズの連載記事です。ぜひ他の記事もご覧ください。第一回は、シリーズ全ての記事をまとめた記事です。
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