最近は、私生活で勉強がだんだん忙しくなってきていまして、そこで今、勉強が捗る場所やコンディションを探しているんですね。
要望は、集中できて、電子テキストが使えるところです。
ただし、マクドナルドやスターバックスなどはお金がかかるし、一日中居るということは難しいので、その類いのものは却下させていただきます。
電車(大回り乗車)その1
もし都民なら、山手線にぐるぐる乗って始発から終電まで14時間とか勉強できます。もしくは、例えば横浜市営地下鉄・東京メトロなどの一日乗車券を利用すれば、(ただし、不正乗車防止のために、社内で完結する路線でやったほうがいいです。)
土日にしか売られていない会社もあります。
私は都民ではありませんが、横浜市民ではあるので、東京大都市近郊区間の絶賛範囲内で、大回り乗車をすることができます。この方法は経費を節約するのに非常に有効です。
また、田舎の方では、駅周辺にベンチや地域コミュニティセンターなどが併設されていたりするので(都会でも待合室やドトールがある)、駅自体学習場所になり得ますね。
実際に行ってみた
まずお試しとして、以上に示す経路でやってみました(実際と若干異なる部分がありますが、経路は同じです)。
実際にやってみました。中央特快速かった
手応え
電車の中では化学や数学を勉強してきたのですが、やはり平成をひきづっているのか、MacBook Proやバインダーなどを下敷きにして紙のノートに書いています。テキストはスマートホンへ。参考書でもいけますが、流石に参考書となると面積の取り過ぎです。
どうしても目線が90度真下に行くわけですから、ストレートネックでもって首が痛いわけですよ。
それから夕方の東海道線や中央特快はかなり混雑しており、テキストすら開けません。だから混んでいる時は答え合わせのみ(立ってやっても問題ない作業)に留めておきました。答え合わせもなかなか憚れそうですが…
しかし、暗記科目である社会科系・英語なら向いているかなと思いました。
ところで、千葉から成田へ行くまでの間、E217のボックス部分に乗車していたのですが、四街道まで地元の御老人の方3人と相席をしていました。
相席して勉強しても特に問題がないという方には非常におすすめだと思います。
また、勉強をやりすぎると酔うことがあります。ただし、外に出るとやがて解放され、すっきりするものです。特に蘇我駅の京葉線とともに映る月は特に美しかったです(上写真)。
地区センター、図書館その1
祝日に勉強の場を求めて最寄りの図書館を訪れたのですが、やはり混んでいましたね。席はほとんど満席で、この中に混じって勉強する気は起きませんでした。
横浜市には、小さな地区センターがたくさんあります。それらには、だいたい交流スペースと称して、机などがいくつか設置されているのですが、それらも満席。百席くらいあるはずなのに、ほぼ全て中学生に埋め尽くされていました。同時に、我が住む区の人口の多さに気づかされましたが。
都市公園・広域公園
これはどこにでもありそうですが、「机のある公園」となると話は違います。
サムネイルは、近所の某公園で撮影したものです。しかし、机が設置されている公園などは希少価値が高いのです。
横浜市では、港の見える丘公園や舞岡公園とかでないと見つからないんじゃないかと思います。
自然気を感じられますが、冬はかなり寒いです。夏は暑いです。なので、それに適応できなければやめた方がいいでしょう。親からも却下されました。
有料自習室
また、世の中にはお金を払って自習する場所を借りるというビジネスもあるらしく、私の近所にもそういう場所がありました。
フリードリンクなどもあり、かなり魅力的な環境ではありますが、1時間300円、月契約にすると何千円もかかります。やはり月極型にすることで信頼を集め、顧客を逃がさないというわけで、ビジネス的には儲かるように作られているのでしょうが、何せ学生はお金がありませんからね。
選択肢からは外れるわけですが、もしお金に余裕があれば、利用してみたいと思います。
地区センターその2・電車その2
様々な日に検証をしているわけですが、中には雨の日も出てきます。雨の日には、傘が嵩張る、足元が濡れるなど、良いことがありません。
そこで、家から歩いてまた別の地区センターへ行きました。ちなみにこちらの地区センターでは、学習室を利用する際に、番号札を受け取らなければならないそうで、その辺りの決まりをわかっていませんでした。その辺のルールも確認しておく必要があるようですね。
また、場所によっては、電子テキストが禁止のところもあります。その辺りの利用条件なども確認しておく必要があります。
また、午後は勉強をしに大回りをしていきました。ルートは、2019モーニング大回りの概ね逆回りのルートです。
ちなみに、相模線仕様の205系の端にはこのような台がついているんですね。この台を求めて次の電車を待ちました。しかし、筆箱が置けるくらいで、あまり期待できません。地下鉄グリーンラインの台とかすごく良さそうと思っています。また、これの大きさは車両によってまちまちだったりするので、この台がどのような車両についているのかも調べていきたいです。
あるいは、iPadにノートを搭載して、それで勉強するのも面白いと思います。
結論
ただ、色々試してみた後、親からとある最適解があることを教示されましたが、それを晒すと私の身元が暴かれるので、その話はここではしません。
表にまとめてみましたが、これは私の主観に基づいた表です。皆さんが実践する際は、自分の集中能力と相談しましょう。
勉強法 | メリット | デメリット | 評価 |
---|---|---|---|
電車(紙・筆記) | 電車の環境の中集中できる | 首が痛い | △ |
電車(iPad・筆記) | 電車の環境の中集中できる | 誘惑がある | ○ |
電車(暗記) | 電車の環境の中集中できる | 首が痛い | ○ |
図書館 | 静か(?) | 混む | △ |
地区センター | 周り学生ばっかり | 混む | △ |
有料自習室 | 無料ドリンク | お金がかかる | × |
公園 | 大自然の中リラックス | 寒い・暑い | × |
これからは、この中で手応えの良かった大回り乗車において、グリーン車を使うべきか、英語なら首が痛くならないか、などの検証をしていきます。何せ私は大回り初心者ですからね。
手立てをいろいろ漁ってもいいですが、最後に1つ。
それでも家でやらねばならないのだ。修行しろ自分。
家でやれば移動時間がないですから、効率は最大限なはず(集中が削がれる場合を除く)。
その後(2024年12月31日追記)
どうも、コロナが落ち着いた2025年からやってきたBundrailです(未来感を出すために一日鯖読み)。過去の記事を見直している途中に、この記事を発見し、受験が4年前、この記事を書いたのは5年前で非常に懐かしい気持ちになりました。
私は2020年の一部時期に塾を活用した以外は基本的に自宅と学校で学習していました。その原因は、ほとんど新型コロナウイルスCOVID-19の蔓延です。私の高校では運よく2020年4月13日と比較的早い段階からICT授業ができる環境が整備できて、辛くも慶應義塾大学に合格することができました。
この記事において大回り乗車を行ったのは2020年2月7日。この未知の病の病原体はまだ武漢ウイルスと呼ばれており、横浜港に集団感染した乗客を引き連れて来航し、日本国中に170年前のペリー襲来のような恐怖を与え、激動の時代への突入を知らせました。
この時私は、「ガチで危機感持った方がいいと思う」状態なのにもかかわらず、危機感のかけらもなく呑気に大回り乗車をしていたわけであります。
加えてそもそも、電車での勉強は現実逃避にはなるかもしれないですが、学習の定着や集中力の向上などには必ずしも直接結びつかないということに気づきました。「電車で勉強する」という行為自体ではなく、「電車のような隙間時間を惜しんでこそ勉強する」という気概が道を切り開くわけです。
そうやって頑張った受験を経て、大学では、授業の課題などは比較的真面目にこなすことはできました。
ところが、邪な趣味に目覚め、(コロナと邪なる趣味の2種の疫病に)感染させてはいけない、関わってはいけない、私の邪などす黒いハートを見られると軽蔑されたり逮捕されたり退学処分になると、全てを疑ってかかったことで、サークルにも部活にも入れず、ほとんどすべての友人関係と恋愛関係、ならびに授業など特定の場面以外に持ち越される同じ目的を持つ関係を排除しました。SFCはちょっぴり邪なことも文化として容認している人も多いはずなのに。しまいには大学の同級生がつながっているTwitterをも削除したくなるほど無意味に感じてしまい、そうして交流を最低限に抑えた結果、大学生活が「失われた大学時代」になってしまったのは別の話…
皆さんは学業では成功しても、人間関係もその時その時に合わせて適切に構築できるように祈っています。
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