iOS 12に入り、新たに使えるアプリが増えました。ショートカットアプリです。
今回は、このアプリの紹介を今更していきます。(これはiPadで操作しているので、iPhoneでのビューはiPadのそれとはかなり異なることを断っておきます)
アプリを開くとライブラリとギャラリーという項目があります。
ライブラリは、自分の作った・ギャラリーからダウンロードしたショートカットツールを見るところです。
ギャラリーには、Appleが作った便利なショートカットツール達がたくさん並んでおり、ダウンロードして使うことができます。
では、試しにショートカットアプリでショートカットを作ってみましょう。
ショートカットは、左画面のコマンド一覧のℹ︎ボタン(i)を押して、その中の+ボタンから追加します。
一部のコマンドには設定アプリで位置情報サービスやカメラへのアクセスの許可をする必要があります。
ショートカットアプリには、通知・アラート・振動・入力ダイアログなど、基本的なユーザーインターフェースをサポートしているコマンドが存在します。
ここでは、「通知」を使って今日の天気を通知に表示しましょう。
ここで、この「天気予報」という何か青いものが出てきたのですが、これは「マジック変数」と言います。機械のことがわからない人は、「マジック?油性ペンのことかな?」とか「変数??それっておいしいの?」とか思うかと思いますが、そんな人のためにまず「変数」を説明します。
変数とは、データを入れる箱のようなものです。
テキスト、数字など色々な種類(型)の情報を入れることができますが、今回は天気予報という特定のアプリからしか入手できない型の情報を箱に入れています。こういうものを「マジック変数」と言います。
今回は、先ほど取得した天気予報の情報を通知しています。
こんな感じで、再生ボタンを押すとプレビューを見ることができます。ちゃんと天気予報の情報が出てきていますね。
マジック変数のところをタップするとオプションの指定ができます。
例えば、この天気予報で言えば、日付、温度、体感温度、降水確率などです。
アプリケーションのロゴと色を指定することができます。完了の下のスイッチが2個あるボタンを押すと、名前やテーマなどを設定することができます。
また、このショートカットアプリの醍醐味はSiriとの連携であり、Siriで司令すれば勝手にやってくれます。
まだ簡単なショートカットならいいのですが、複雑なショートカットになると設定が大変そうです。本当に我々はショートカットアプリを使いこなすことができるのか、次回に続きます。
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