私がいつものようにYouTubeを見ていたら、こんな曲が流れてきました。
まずは、こちらの曲をお聞きください。
概要
2018年9月9日9時公開されたこのPVは、横浜シーサイドラインが公開しました。
2019年4月13日より、新杉田駅、南部市場駅、幸浦駅、産業振興センター駅、市大医学部駅、海の公園柴口駅、野島公園駅、金沢八景駅でこの曲が接近・発車メロディになりました。
作詞作曲されたのは、幸野ゆりあさん。横浜シーサイドライン2代目プロモーションガールとして活動中。リアル柴口このみ(鉄道むすめ)という立ち位置だそうです。
彼女は、けものフレンズにも出演したことがある女優さんです。女優が自ら作曲する(作曲に携わる?)例はあまり見ないですが、今後増えていくかもしれませんね。
出典:https://www.seasideline.co.jp/topics/18090616202216.html
感想
私はこの手のラブソングというのはあまり聞かないのですが、所々鉄道的要素があって聞きやすかったです。
私はそこまで音楽の知識がないので、あまり曲に対して音楽的に評価を下せないのですが、結構陽気な曲調です。そこまで高速で走らず、主にレジャー輸送がメインの横浜シーサイドラインにはもってこいの曲ですね。
単純な曲構成のようにも聞こえますが、歌詞と曲調が対応していて曲としては完成されています。
デートへの期待→デート中→終わり際という流れで、一番と二番では曲の雰囲気に変わりはなのですが、その後の間奏が過ぎゆく時間に対する情緒を感じさせます。
全体的に明るくて、聞いてて心地よくシーサイドラインに乗りたくなります。
また、PVでは幸野ゆりあとデートしているような感覚になるような映像になっています。
シーサイドラインの沿線は、海の公園、野島公園、八景島と映えるところが多いんですよね。
いかにも非リアお断り感が否めないですが、これも一般の客を引きつける1つの方策として有効だと思います。ただ現段階で1万回程度しか再生されていないところが惜しいところ。
不祥事のことばかりではなく、こういうところにも目を向けたら、見方がかなり変わるんじゃないでしょうか。そんな曲です。
接近・発車メロディーに使われているシーン
ちなみに、接近メロディーは、一番のAメロの3小節ほどをアレンジしたもの。発車メロディーはサビ部分の最後を使用しています。
接近メロディーはまあいいですが、よく分からない場所から演奏をスタートした発車メロディーについては、終わり方も中途半端で微妙でしたね。
まあスタッカートができない発車メロディー音源だからしょうがないというのもありますが。
小田和正の明治安田生命のCMにも使われている二曲*1には最高のテイストですが、いつもそううまくいくとは限りませんね。なんでも発車メロディにしてはいけないのかもしれません。
私は嫌いじゃないですよ。シーサイドラインクオリティで。
鉄道ソングの宣伝効果
例えば小田急ではロマンスカーのCMに使われている「ロマンスをもう一度」とか「小田急ピポーの電車」は有名ですが、
鉄道会社が作った私でも知っている曲はせいぜいそのくらいで、
全体的に鉄道ソングはあまり目立たない印象があります(私が気付いていないだけ?)。
実は、「Seaside Line ~わたしのお気に入り~」という曲を作っていて、実際に発射メロシーに採用されていました。今まで気づきませんでしたね。
こちらはシーサイドラインの社長が自ら作曲に当たったということで、なかなか冒険的ですね。隠れた名曲たちです。
京急も何か作ってましたよね…「人間が好きだから」…それは社歌か!今度鉄道社歌についても取り上げていきたいと思います。
*1:並木中央駅1番線「言葉にできない」と4番線の「たしかなこと」
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