北海道を函館から旭川まで貫く高速道路、道央自動車道。そこから、噴火湾を楽しむための休憩所があります。八雲PAは、私が北海道で最も設備が充実していると思っているパーキングエリアです。
八雲パーキングエリアについて
八雲パーキングエリアは、八雲ICと落部ICの間にあるパーキングエリアです。同区間が開業した2009年10月にこのパーキングエリアも開業しました。
また、地図を見て貰えばわかるのですが、八雲パーキングエリアはどちらも北側に上下のパーキングエリアの駐車スペースが集まっています。このような形態は「片側集約式」と言いまして、その中でも売店などの施設を上下線で共有している物を「上下集約型」と言います。
このような形態をとる代表的な休憩所に、東名の浜名湖SAや、刈谷SA、しまなみ海道の来島海峡SAなどがあります。
なんでこのような形になっているのかといえば、大体の場合、上下線で管理をしやすくしたり、集約させた側の眺望が素晴らしかったりするからです。
八雲パーキングエリアは、すぐ北にある噴火湾を見るためにこのような配置にしてあります。写真の左側の駐車場は上り(函館方面)ですが、右側は下り(室蘭・札幌方面)です。
また、八雲PAには、ハイウェイオアシスという、SA/PAに併設されている観光用の施設・公園があります。この施設は、一般に、「噴火湾パノラマパーク」と呼ばれています。
ただし、大型8台・小型は50台しか駐まれないので、繁忙期には渋滞する可能性があります。実際、私たちが訪れた時も渋滞にはまりました。
八雲PAに到着
構造上、下り線からの進入はランプを経由する必要があります。
パーキングエリアの設備は、トイレと、パノラマ館(写真左)・丘の駅(八雲町情報交流物産館・写真右)です。
パノラマ館は、子供のためのプレイルームや、カフェなどがあります。丘の駅では、近隣市町村の観光情報の発信や物産販売をしております。
道立噴火湾パノラマパーク
建物を越えて奥へ行くと、噴火湾パノラマパークがあります。ここからは、美しい北海道の景色をを見ることができます。
そして、その左手には、まきばの森広場があり、地元の人の遊び場としても好適です。また、ウォーキング・ランニングもできる場所です。
地元の人も、一般道からこの公園に入ることもできます。
おまけ
八雲町は、日本で、いや世界で唯一の太平洋(=噴火湾)と日本海に面している市区町村です。そう言えばそうでした。そのことが看板でもアピールされております。
もはや恒例の顔出しパネルです。新元号に対しては、平成の印刷の上から「令和」のラベルを上から貼って対応しています。元年とはならず、令和1年と表記しているのが面白いですね。
連載記事の紹介
この記事は、令和記念北海道周遊旅行シリーズの連載記事です。ぜひ他の記事もご覧ください。第一回に、全ての記事へのサイトマップがあります。
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