JRE BANKをメインバンクにしたはずなのになぜか楽天経済圏にはまった【JRE経済圏×楽天経済圏】

JR生活鉄道

どうも、Bundrailです。

決済手段や銀行口座の数って、少ない方がいいと思うんですよ。私としては、財布に入れているカード(キャッシュカード・クレジットカード・デビットカード・ポイントカード)がいっぱいある人はダサいと思うし、それらの数が少ない人の方がかっこよく感じます。だから、私は楽天・JRE経済圏の中でサービスを厳選してまとめた方がいいんじゃないかという方針を打ち出しました。

私は、これまでSuicaとビューカードの組み合わせを使ってきました。それで最近、2023年の導入以来、ビューカードをたくさん使ってきたおかげで、1年以上たったある日、気づいたら70万円に増枠されていました(私がこれから社会人になるというのもあるんでしょうが)。いきなりですよ。30万とか40万とかだったら分かるんですが、ちょっとびっくりしましてね。

就職後は私のライフスタイルとして、今後年に数回程度国内旅行に行きながら、東京近辺の会社に勤めることが予想されるわけですよね。趣味で乗り鉄するため、出社するかどうかはあまり関係ないし、そもそも日常使いはほぼモバイルSuicaなのでいずれにせよビューカードが最強というライフスタイルになっていますから、ありがたくこれからも、楽天経済圏ならぬJRE経済圏、JRE系の金融サービスの恩恵にあずかろうと思っています。

というわけで、今回は「JRE BANK」を用いて、キャッシュレス決済・証券サービスをJRE系に一元化しようとした試みを通じて、楽天経済圏とJRE経済圏の接点について考察します。最終的には、楽天経済圏とJRE経済圏の2軸に落ち着くことになりました。

私の決済・証券体制を見直してみる

まずは、これまでの決済・証券体制を振り返ってみましょう。

見づらい神パワポですね(まあカードを何枚も何十枚も持っている人よりはましでしょう)。

こんな感じで使っていない維持するためだけに持っているような金融機関があるので、解約しました。三菱系の解約はアプリで完結するので比較的楽です。まあ三菱カードは2月分のサブスクの支払いが終わるために4月まで待つわけですが、UFJデビットカードはJREのデビットが届いた瞬間かんたん手続きアプリで解約してます。

ほかにもWAONは解約、SBI証券はやめる手続きをしたはずですが閉鎖できてるかよくわかっていません。PASMOはカードの新規発行が実質的に停止しているため予備(コレクション)として保有予定です。

JRE経済圏集中プランという選択

これが、私が考えた最強のJRE経済圏集中理想プランでは、このように変化します。

JREバンクをメインバンクにして、JREバンクと関係の深い金融機関だけを抽出しました。様々事情があって現在の私の経済プランはこの図の通りにはならず、また未確定なものとなっておりますが、私がJREバンクをメインバンクにしたのは事実で、この図表は私の現在の決済フローの中に組み込まれています。この図表はあくまでも極端な理想像と思っておいてください。

このプランでは、財布の中のカードも最低の2~3枚に減らせられると思います。というかスマホとカードだけでいいですよね。カバンすらいらないかもしれません。ポイントカードなどはありますけど、Suicaはモバイルです。何気に楽天のデビットカードとJREのキャッシュカードが一緒くたになっているのがいいですよね(というかデビットカード機能使わないので完全に要らない子だったが、JRE BANKになって初めて役割が与えられた)。以前の楽天銀行デビットカードは封筒から一度も取り出さなかったのでちゃんと使っていきたいですね。

どうですか。非常にシンプルじゃありませんか。かえってシンプルにしすぎな気もしますが、今後誰かに勧められてお得なクレジットカードを作らされても、余裕があります。クレジットカードが少ないこと以上に、覚えておく暗証番号やパスワードが少なく、iCloudメモ帳の件数を圧迫しないことも地味にポイント高いです。

このプランの最も魅力的な点は、JRE BANKをメインバンクにしたことです。私は楽天銀行はやめました。UIがスマホ限定などと癖のある点も多いですがですが、あばたもえくぼですので使っていきたいですね。それぞれの魅力は後程解説します。

最も懸念している点は、この体制では基本的にJCBカードしか使いません。VISAやMasterCardがないという状況が不安でありますが、日本で暮らす分にはJCBで十分ですから。それに、私のビューカード(JCB)もJCBが通用する近場に海外旅行へ行って不自由ないくらいには増枠されましたし、そもそも海外旅行には当分行く予定はないんじゃないかという気がします。新社会人たるものあまり旅行贅沢するなかれ、仕事に専念せよということですかね。

最適な資産管理ツールとは…?

また上図には書いていませんが、この度、資産管理ツール(家計管理ツール)の見直しも行っています。私は以前Moneytree(Mable, MoneyCanvas)といったアプリ、自分の資産の総額や変動などを把握しています。

これまで使っていたMoneytreeを、JREバンクと提携して使い続けるためには月間360円の課金が必要なのですが、私はAdobeに加えてこの間はiCloudにも課金したし課金コンテンツが増えてるんですねね。実は、今回の私の場合、課金しなくても有用な資産管理ツールがあります。

楽天銀行が運営しているマネーサポートは、JREバンクからも利用できます。今回まとめたJRE BANK、楽天証券、ビューカード、ゆうちょ銀行、モバイルSuica、この5つの金融サービスは全て対応していまして、単純計算で4/5がMoneytreeと比べて快適な動作がサポートされていることが期待されているサービス(?)なので操作性はいいはずです1。Moneytreeは連携できる金融機関の多さに優れていますが、モバイルSuicaを含めた流動的な資産管理もできるのは強みでしょう。

ただ、Moneytreeでの総資産額はリアルタイムでクレジットカード引き落とし予定額を自動的に差し引いたのものだったので、収支タブに行かないと収支が表示されないと言うUIには慣れが必要かもしれません。Moneytreeに帰ってくるとしたらここに戻ってくる理由があるように思います。

そんなマネーサポートにもいろいろ制約がありまして、登録できる金融機関がMoneytreeよりも限られています。それに、楽天銀行のマネーサポートからは別の楽天銀行の口座やJRE銀行の口座の登録はできません。なおこれはJRE銀行からやっても同じく他の楽天銀行は登録できないものと思われます。

とはいえ、非常に多くの金融機関の登録ができて、デメリットもほとんどなく、非常に便利に使うことができます。楽天銀行は1人1行だけなのであれば、選択と集中をするほかにありませんよね。楽天銀行は廃止じゃということです。

メインバンクとしてのJRE BANKの可能性

2025年2月にガーラ湯沢駅にて撮影。これを見たのち申し込んで、私の口座は本当にJREとき支店で開設された。

最近、JRE BANKというサービスが出てきました。私は大学生ながらビューカードのヘビーユーザーであり、大都市圏で電車に乗る生活をやめることがない限りこの恩恵を最大限受けることができるだろうと言うことで、私、この銀行を魅力的に感じております。

実は私、すでに楽天証券を用いた投資用に楽天銀行の口座を持っているんですよね。楽天証券でNISAの投資信託などの金融商品を購入するときに、マネースイープという機能が非常に便利2です。ほったらかしで投資ができるのです。この便利さは他ではなかなか享受できません。この機能のおかげで、もはや楽天銀行は生活必需品となっている人が多いと思うわけですが、私にとってはいまいち「投資用口座」の座から昇格できずにいたのです。これをメインバンクにできたら…。

そこで現れたのがJRE BANK。楽天銀行からJRE BANKに口座を乗り換えることを検討したいと思いました。正直私はJRE BANKの口座一つ持っておけば他の口座みんないらない気がして乗り換えたものです。そういう口座(メインバンク)って人によって違うと思いますが、私の決済スタイルにはJRE BANKがよく似合うように思います。

ネット銀行は便利です。私もまだJRE BANKの利便性に100%気づいていませんが、楽天銀行(JRE BANK)は私がかつて三菱系の金融サービスに求めていたすべて(アプリ、ポイント、資産管理ツール、ATM)を確かに網羅しており、それ以上の利益(楽天証券・楽天経済圏との連携、JR東日本系の優待)が得られます。UIがスマホ限定などと癖のある点も多いですが、長く使えば慣れるでしょう。

理想プランのようにネット銀行に一元化したらいいと説く人もおるかもしれませんが、どこでもATMがある・リスク分散と(主に印鑑の)信用という意味でゆうちょは持ち続けておきたいと思いました。それで編み出したのがこの2行体制な気がします。

マネースイープや楽天銀行の普通口座への振込無料もあるので、一部の人にとっては、JRE BANKは楽天銀行の完全上位互換だと思うんですよね。だから旧来の楽天銀行を解約してしまいました。

なお、私は晴れて2025年に社会人になって給与が振り込まれる見込みがございまして、内定先にどの銀行の口座も振り込みに指定することができることを確認しております。

そこでキャンペーン期間中だけでもJRE BANKの口座で給与を受け取り第3回キャンペーンの恩恵にあずかる場合2024年11月以降に口座開設の申し込みをする必要があるので、社会人になる直前に口座開設にさせていただきました。大学生でも今すぐJRの優待割引券が欲しい!みたいな人は登録してもいいんじゃないかと思いますが、私は急いでいないのでこれが最善かなと思っている次第です。

JRE BANKによるJR東日本優待の図解

いくつか散りばめられているみたいなやつにプラスのマークで示しているのはJRE BANKプラスによる特典で、楽天銀行のハッピープログラムがない代わりにJRE BANKではこちらが有効になります。利用にはJRE POINTのユーザーIDを口座に紐づけるだけで利用することができます。

大きく分けてJR東日本系の優待とボーナスポイントに分けることができます。ボーナスポイントの還元のされ方を見るに明らかに楽天の金利アップの代替ですよね。なのでもらえるポイントは大したことありません。それよりも目を引くのが、JRE BANKの入会ボーナスです。私は2025年3月に利用開始したので、期間限定の入会ボーナスの資格者で、目論見通りであれば6000ポイントたまります。

JRE BANKプラスの特典として、一定期間内に残高が50万ある場合、JR東日本新幹線・特急優待割引40%引きのJRE BANK優待割引券どこかにビューーン!2000ポイント割引クーポン、モバイルSuica用の無料Suicaグリーン券これら三種類の優待が挙げられます。非常にお得なキャンペーンですが、効果としてはJR東日本の株を買っているようなものですね。

なお、私は少なくとも半年くらいは50万なんて貯まらないと思いますのですが、優待券1枚があるのは若者としてうれしいですよね。若者はいきなりこんな大金を貯められるわけないですから、特に一人暮らしをしているような若造にとってはありがたいように思えます。

いずれも有効期限が短いので、期間の短さに注意しないといけないのですが、社会人になってからはえきねっとを使う機会もそんなにないと思われるので、毎きっぷ優待券で買った方が得というわけですね。用務・JR利用の遠距離出張とかもあまりないでしょうから、使いきれるかなあ。

でも正直4割引きだったら旅行のハードル下がりますよね。でもビューカードの優待とは異なり、えきねっとのあらゆる申し込みではなくJR東日本の営業区間でしか有効ではないのが玉に瑕で、私はいまだ使いどころが見いだせません。

ともかく、このような優待きっぷは電子なので売ることはできないしえきねっとのWebサイトにログインしない使えないとという仕組みとなっているわけで、従来のよりも利益を出しやすい制度になっています。当然使い切らないといけないわけではないので、利用者もえきねっと優待券を余らせて1枚も使わない月の方が多いくらいなのがちょうどいいかもしれません。どこかにビューンに関してはなおさらです。

メインはJRE経済圏でありながら、楽天経済圏のいいところも取る生活

私はJREバンクを使った決済政策をまとめてみて、JRE経済圏とは、楽天経済圏と酷似した構造を取っていながら、楽天とは全く違う体系を取っているんだなと思いましたね。

特にJRE BANKプラスのサービスは楽天銀行のハッピープログラムのJRE版と言えると思います。5段階のランクがあったり、ATMや振り込みでポイントがたまったり、カードの利用に対する還元ポイント数増加とのある程度互換性があります。

ところが、違うポイントもあります。それが楽天カードと楽天ポイントの存在です。楽天経済圏の還元の多くは楽天ポイントによってなされます。

楽天カード+楽天銀行(ハッピープログラム)ではカードの還元率は利用額比原則1%+3~9楽天ポイントとなっていますが、ビューカード(VIEWプラス)+JRE BANKプラスでは利用額比原則0.5%+10 JRE ポイントとなっています。これだけ聞くと楽天カードの方が還元率が高そうに見えるわけですが、後者ではVIEWプラスというサービスのおかげでJR東日本の商品(Suicaチャージ、グリーン車、モバイル定期券など)を購入するたびに増えます。例えばSuicaのチャージをしたら還元が通常0.5%のところ1.5%になるので、実はJREポイントをいっぱいもらいたいんならSuicaに残高を移して決済した方が得なんですよね。デビットカードなんて目も当てられません3

やはり各経済圏の核をなすのはポイントとカードです。どちらに魅力を感じるかどうかが、楽天経済圏とJRE経済圏の好みが分かれるところですよね。私は通勤にJR東日本をよく使うため、通勤や旅行などで電車やえきねっとの利用が一定以上あることが見込まれるという時点で優位に働きます。逆に、ビューカードやJREバンクでは楽天市場のスーパーセールによる還元率UPや楽天ポイントを活用したハッピープログラム、優遇金利がありません。金利は楽天にしかないポイントですが、私はそんなに気になりませんでした。

加えて鉄道旅行をしない人や西日本・九州など東日本から離れた地域に住んでおり、関東甲信越・東北への訪問が少ない人にとっては、あまり面白味がない銀行サービスかもしれません。JRE BANKが提供する株主並みの優待サービスがJR東日本の乗車券類の割引に集中しているので、車しか乗んねえ、(JR東日本の)電車は乗んねえみたいな人にとっては優待券が使いきれなくて困る可能性がありますので、そういった人には楽天銀行を薦められます。

もしモバイルSuicaだけしかもっていないみたいな人はJRE BANKにするかどうかは非常に悩みどころだと思いますが、自分のユースケースを確認して、楽天とJR東日本系、どっちの方で得したいかを考えて一元化していただいたらいいと思います。JR東日本界隈への旅行が頻繁にあるかと、ビューカードを持っているか否かが分水嶺な気がします。ビューカードを持っていたら絶対に作らないと損ですが、持ってなかったら無理に作らなくてもいいと思います。ひょっとしたら関東の人でも、遠方への鉄道旅行をしなかったり旅行をしなかったりすると、楽天経済圏やそのほかの経済圏を選択するという人も多いかもしれませんですね。

あと懸念点としてはJRE BANKの優待はポイントもありますけれど、楽天経済圏の住民だったり、楽天ポイントの優待を多くしたい人には向いていないと感じました。楽天カードの利用だとクーポンがありますが、楽天銀行を含むほとんどの優待は特定の用途でしか使えないクーポンでの還元はなくポイント還元です。

楽天では原則として楽天ポイントだけに一元化されていて、楽天ポイントは単なる交換媒体というより通貨じみたものを感じます。いままで何ポイントプレゼントして消費させてきたかはまさに川平慈英さんが物語っているわけです。楽天の強みって楽天ポイントだと思うので、それが楽天経済圏を含む多くの楽天系プラットフォームで使える、ポイントをためても死に金にならないという点が魅力的ですよね。私が楽天市場派だったら果たして私はJRE BANKをメインバンクに採用したでしょうか。

第一、JRの優待券もいっぱい持ってても使いきれるか分かりませんしね。自分的には生活圏内に特急も普通車グリーンもあるし、東日本方面の旅行も、どこかにビューーンを含めてほどほどにする可能性があるので一応元は取れるんじゃないですか。さすがに毎月頻繁にどこかにビューーンをするという訳にはいきませんが、えきねっと優待券がたくさんあるというのは面白い点だなと思います。

まあ長期遠征をするにしても特急をいっぱい乗り継ぐような旅行も優待券を使って乗り継いでいけばいいし、それによってどの列車も優待券で申し込んだ方が得で、JR東日本の駅員に余計なヘイトを買われる4こともなく、安さ狙いだけのめんどくさい乗車券類5をマニアに発券させずJR東日本の思惑通りの買い方をしてくれるという優良顧客になれるし、さらにJREポイントはたまると。JR東日本で旅行すればするほどお金がたまるという訳が分からない仕組みが出来上がります。同伴者の切符(えきねっと・どこかにビューン)も優待で取ってあげたらさらにお得になりそうですよね。

JRE経済圏の人間は楽天経済圏のいいとこ取りをせよ

僕は、今まで楽天トラベルなどで楽天ポイントをもらっても具体的にどう使ったらいいか分かりませんでした。僕はJREポイント基軸の世界に生きているからです。使い道と言えば楽天トラベルのお宿や高速バスなどの予約がお得になる程度。使い道と言えば楽天トラベルのお宿や高速バスなどの予約がお得になる程度。

確かにJRE BANKプラスでは楽天ポイントに還元はしてくれないので、楽天ポイント基軸の世界に生きている人間からしたらデメリットに感じることでしょう。

ところが、私はJRE経済圏と楽天経済圏を単純な対立軸とみなすのは早計であると考えます。

JRE BANKが楽天銀行をベースとしたサービスとなっていることで、ビューカード使いとして、JREポイントを今まで以上にためながら楽天ポイント・楽天経済圏の恩恵もほどほどに受けられる。私は、楽天ポイントを楽天経済圏の人間ほどに使いこなせないんですが、楽天証券や楽天トラベルなどで楽天サービスにはお世話になっているわけです。基本的にはJREポイントの恩恵を受けながら、ある程度楽天ポイントの恩恵も受けたかったんです。これはいいですね。

つまりJRE経済圏に生きる人間は、JRE経済圏にいながら今まで以上に楽天経済圏のいいとこ取りがしやすくなると考えています。ただし、これはポイント還元という点ではなく、金融サービス以外でJRが扱う商材と楽天が扱う商材が全く異なる点を理由としています。

JR東日本の運営するBtoCサービスは基本的に鉄道、金融(Suica, ビューカード, JRE BANK)です。楽天は鉄道会社を運営しているわけではありませんが、金融業と楽天トラベルのバス・飛行機予約、JRパック旅行など一部サービスを除いては基本的にEコマースの領域が多く、物理的な移動を顧客に要求するJRとは対極にあるようなものです。今挙げた金融業など以外で基本的に競合他社と客を取り合うといったことは発生しないのです。

こうして、JR東日本の金融サービスも楽天サービスもどっちも使うというユーザーが発生します。JRE BANKに申し込むようなJR東日本の金融サービスにこよなくお世話になるJRE経済圏民にとっては、マネースイープという機能がJRE BANKでも使えるということを通じて、楽天経済圏はお得らしいぞということを知り、隣の芝生が青く見えます。いつも宿の予約に使っている楽天トラベルのみならず楽天証券の投資でも貯まるわけですから、ここに接点のなかったはずは接点が生じるわけです。

私は、このような「風が吹けば桶屋が儲かる」ならぬ「JRE BANK口座を開設すれば(間接的に)楽天ユーザーが増える」的な理論でこのような持論を展開するに至りましたが、当然JRE BANKの口座を持っていないながらもそれに該当しない人もいると思います。ところが、楽天証券を使っているJRE BANKユーザーなら半分くらいはこの発想になるんじゃないかと思いますがね。

特に、楽天経済圏の中でも今回紹介したJRE BANK、楽天証券、楽天トラベル、この3つは私のようなJRE経済圏愛好家にとっては絶対に使っておかなければいけないサービスだと感じています。証券はJRE BANKと連携できるマネースイープ機能があり、トラベルはJRE BANKに申し込むような旅行好きが使いがちなサービスですから。ただJRE BANKユーザーの全員ではないにしろ大半は楽天会員であるはずだから障壁が下がるというだけで、楽天サービスを無理をして使う必要はないように思います。ビューカードは楽天カードと完全に競合してますしね。

楽天経済圏に本格的に足を踏み入れてしまったJRE経済圏民

それでも、JRE BANKの存在によって楽天経済圏の使い方に思わぬ変化が起こる可能性は否定できません。私はこの記事の執筆を通じて、楽天経済圏の良さに気づき、想定よりもたくさん楽天経済圏を取り入れてしまいました。

まず、コンビニなどでも楽天ポイントを貯められるようにポイントカード代わりに楽天ペイアプリをインストールしておきました。JRE BANKからは楽天ペイの送金機能(楽天キャッシュ)は使えないし、一部店舗でのポイントカード提示では、ビューカード決済と同じく0.5%還元なのでなんだかなあという感じもしますが、ポイ活ガチ勢じゃないので問題ないということにしておきます。

加えて、私はこの度家族の通信料見直しなどを狙って楽天モバイルに乗り換え6ました。広告での三木谷キャンペーン・紹介キャンペーンによる私や私の家族の楽天ポイント大量獲得につられたのですが、契約時に名義人を切り替える必要があって楽天モバイルショップに来店したこともあり、たまたまキャンペーンをそこでやったキャンペーンに誘惑されました。

その結果、楽天カードも作ってしまいました。という三拍子です。

そのキャンペーンこそが楽天マジ得フェスティバルってやつなんですね。このキャンペーンはいろいろなものが組み合わさったもので、いろいろな恩恵の受け方があり詳しくは楽天モバイルショップに来店した時に聞くのがよろしいかと思いますが、楽天カードの契約はその条件の一つでした。モバイルショップでカードを契約させられるなんて前代未聞ですよ。まあ厳密には申し込みサポートという扱いになっているようでして、私の意志で端末を操作したんですが。まあよほど作りたくないわけではなかったのでいいですけど、驚きました。

私は2025年の3月21日から4月13日までの場合、私と同じように家族間相互紹介を行うとそれぞれ23000ポイントですが、せっかくだから楽天カードの紹介ボーナスをこの機会に効かせてみようのことです。それで楽天カードの紹介1000ポイントと楽天カードの入会利用ボーナス1万ポイントです。また私ではなくカードを紹介する側がもらえるポイントはいつもよりも大幅に倍増(1000→9000ポイント)しますので、家族孝行になりましたかね。楽天モバイルとカードのボーナスのすべてがMAXになっているのはこの時ぐらいらしいですね。

私はこのキャンペーンにより、合計34000ポイントが今年末までにかけてじわじわとプレゼントされます。期間限定のものが多いので、早く消費しなければなりませんがね。

このうち、楽天カードの入会利用ボーナス1万ポイントですが、これは実は楽天カードマンのCMでよく見る「5000ポントのところ今ならなななんと!1万ポイントプレゼント!」のやつです。そうです。あの有名な川平さんのCMは楽天カードの入会利用ボーナスのポイント増量キャンペーンのやつなんです。まさかこのタイミングで引っかかるとは思いませんでした。突然この話が浮上したので、まあ悪い気はしなかったですが度肝を抜かれたトラップではあった気がします。ハメられましたね。

まあ要はこのタイミングで楽天カードを申し込むと、いつもより大量にポイントがもらえるということで、想定よりも早く作ることになってしまいました。楽天銀行を手放したはずなのに、当初はこれだけの予定だったJRE BANKはおろか、楽天ペイ、楽天モバイル、楽天カード、これは何の罠なんでしょうか。楽天側の、やられたらやり返す、4倍返しだという気迫を感じます。

このことはJRE BANKとはあまり関係のないことのように思いますが、ひょっとしたらJRE BANKを契約しなかったら楽天経済圏をなめ続けていたままで、こんなに楽天経済圏の恩恵にあやかるという発想にはならなかったかもしれません。楽天銀行からの楽天ポイントによる還元は少ないのけど、どちらかというと楽天銀行をJRE銀行に替えたことによって楽天証券や楽天トラベルで共通に使われる楽天ポイントの良さに気づき、楽天経済圏に意識が向いたからといった方が正しいのではないのでしょうか。

いままで楽天ポイントをなめていました。私は貯まるポイントの種類は少ない方がいいと思いますが、それでも導入する価値があるポイントです。無意識のうちにお得になってる状態にしておきたいですよね。ここまでだと、かえって悔やまれますが、私の本命はあくまでもJRE経済圏ですから。私のスタンスは、JR/Suicaなどがカバーしてないところに楽天がいたらお前を使うというだけです。

JRE×楽天経済圏プラン

なお私は今後JALマイルをためるためにJALカードを作ろうと画策していたのですが、直近で行っているキャンペーンが、入会3ヶ月後までに最低30万利用しないとボーナスマイルのキャンペーンにあやかれない7んですね。30万って、私の経済力だとボーナスマイルのために修行旅行しないといけないじゃないですか。私は貯金が尽きており、新社会人にして早々そんなに大金を使えません。

しばらくは節約・貯蓄を優先させていただきたく思いますので、当分は既存のVIEWカードと楽天カードの2枚体制が続きそうに思います。

それを表現した決済フローの画像も作っておきました。給与を手元に残す前に、貯蓄はゆうちょに、投資は楽天証券に、その他税金なども忘れずに調整してJRE BANKに振り込み。基本的にSuicaが使えるところは全部Suicaで、固定費(公共料金, Adobeなどの外資系サービスの料金)はVIEWカードの方が得なのでVIEWカードで、それ以外は楽天カードで支払います。それぞれのカードに意味があるのがいいですね。まあ公共料金とかだと将来契約したいとおもっているJALカードの方が割引がいいんですが、いまいまはこれが最善かなと思います。

だから三菱カードをやめる僕にとっては楽天カードの契約は渡りに船みたいなもんで、実は私も楽天に感謝しないといけませんね。やりたいことは三菱銀行をやめてJREバンクにするのと同時に、三菱UFJカードの代替のカードを見つけたかっただけですから。

なお私は銀行口座統一化のために楽天銀行を解約しています。今後楽天カード使いになったら楽天銀行再契約を検討してもいいかもしれませんが、楽天カード使いになってしまったので楽天銀行を解約したのが悔やまれますが、いかんせんJRE銀行ヘビーユーザーになる予定なのでね。今後の生活様式が変化したら検討してもいいかもしれません。

私にとって、JRE経済圏の決済体制はシンプルでわかりやすくて鉄道趣味欲も満たされて最高という言葉で占めるつもりだったんですが、結局楽天カードによって当初考えていた決済体制は見事に崩れ去りましたとさ。ということで、JRE経済圏×楽天経済圏のご提案でした。

  1. 厳密にいうとMoneyCanvasとMoneytreeの操作性は少々悪かったです(非常に革新的で便利なサービスではありますが、随時最新情報が更新されないときなどありました)。モバイルSuicaも私の見立では一応快適な動作を勝手に期待していましたが、そんなことはありませんでした。楽天やほかの金融機関がデータの利活用を阻害してしなかったら私もMoneytreeを使い続けてしまったかもしれませんが、今回の場合は楽天の自由なAPI利用展開に対する営業妨害三木谷様の営業戦略がなくともマネーサポートに乗り換える方が賢明でしたね ↩︎
  2. なおJRE BANKのマネースイープには楽天銀行の金利優遇はありません。 ↩︎
  3. ビューカードチャージのSuica決済時(通常の買い物):1.5%JREポイント還元、JREバンクデビットカード決済時0.2%(16~20歳は0.5%)JREポイント還元。ちなみに通常の楽天デビットの場合は1%楽天ポイント還元 ↩︎
  4. 私はJR東日本の職員は根本的に鉄道オタクが大嫌いなものと考えて行動しています。それは私がとあるみどりの窓口での対応を受けて確信したからです。 ↩︎
  5. 週末パス然り…? ↩︎
  6. メイン回線として。iPhoneは8つSIMを載せれるので今後はサブでpovoなども契約するかもしれない。 ↩︎
  7. JALカード40周年記念キャンペーン。もらえるポイント・マイルはJALカードVISAの2025年3月末までの入会と30万円利用で原則17000JALマイル。JALカードSuicaの2025年3月末までの入会と30万円利用で12000JALマイルかつ3000JREポイント ↩︎
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