おしまいは、京浜東北・根岸線で、桜の町、桜木町に夜桜を見に行きます。もう満開ではないのですが、今からでも遅くはありません。
桜木町は、もともと桜木川(現在の新横浜通り)に沿ってあった町ですが、今はその姿はなく、そのかわりに、みなとみらいを海岸線に対してほぼ垂直に貫く、さくら通りがあります。
八走目 横浜1920→桜木町1923
このシリーズで最後の列車、京浜東北線。わずか3分の乗車です。
ついに桜木町に着きました。この旅のゴールです。
前から気になっていたのですが、この桜木町のホーム関内方で工事中なのは、おそらくここに新たに改札を設けるものと思われます。
18きっぷの使用を終え、改札から出ます。すると、ヒューリックみなとみらい(コレットマーレ)とランドマークのビル。ランドマークタワーのスカイガーデンの営業時間は10時〜21時なので、日本一高いビルと関東で一番高いビルと二つのビルの展望台を1日で、新幹線・飛行機の移動なしに見学することが可能です。私はやりませんが。
桜木町の桜
街灯に照らされているのは、ヨコハマヒザクラです。ここにくるまでライトアップを期待していたのですが、そんなものはなかったよう。
しかし、目線をあげると日本丸やコスモクロックが見えるのです!流石は横浜。空いているこの時間もいいですよね。
桜は、咲いている花もあればもう散ってしまったかもしれない花もあります。でも、まだまだ見頃なので、足下にはうざいほどに花びらは落ちていません。まさに森山直太朗の「さくらさくら 今咲き誇る 刹那に散りゆく さだめと知って」といった具合。
この辺りでは、3月30日には「さくらフェスタ」と題して一大花見祭を行っていました。もう祭りは終わったので、ライトアップも撤去されています。しかし、闇の中の桜もまた趣があります。
いやぁ、やはり日本っていいですね。今回の旅は、ブログ的には関西の独特な鉄道や文化を収めて記事にするために来たのですが、「国破れて山河あり」というように、まあ国が滅んだり天災を受けたりしたわけでもないのですが、変わらない自然の美しさに見入ったという結末になりました。
これで本当に終わりです。本当にありがとうございました。
連載記事の紹介【平成最後の18切符シリーズ】
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