ここは、日本で一番高いビル、あべのハルカスです。今回は、あべのハルカスに30分で登って、たとえ短時間でもここだけは見た方がいいというスポットを紹介します。なぜかというと、見終わったらすぐに住んでいる横浜へ折り返すからです。天王寺を10時に出発しても19時過ぎごろです。ですから、あべのハルカスは9時に開館するので、9時にあべのハルカスに入場して、10時に天王寺駅に入り、帰らなければいけません。その間の暇つぶしの1時間というわけです。
現在時刻、8時51分。誰も前に並んでいません。なのでスカスカで、素早く見学することができます。私も、東西南北四方の景色を見ることができました。
しかしほとんどの場合、あべのハルカスは大混雑していると思われるので、大混雑の30分ではあまり見て回れる場所はありません。混雑している時には一生懸命割り込みながら景色を楽しむ苦行を味わうものです。30分でも、ここは見たほうがいいという場所のみ厳選してお伝えします。
30分で展望台を見て回るための鉄則
急いで混んでいる展望台を見たい人(そんな人いないかもしれないですが)の鉄則は、とにかく急いで行動すること、必要なところだけ見ること、行き帰りのエレベーター混雑も考えて予定を立てることです。実質観れる時間は15分くらいかもしれません。
はっきりいって、東側と南側は面白いものはありません。当然、大仙古墳や高野山、香具山、ヤンマースタジアム長居とかそれなりのものはありますが、あまり見ごたえはしないものです。
そこで今回は30分しか見る時間がなくても見るべきスポットを紹介します。主に北側と西側になります。
あべのハルカスで絶対見るべきスポット!!!
その1 北側(京橋方面)
四天王寺
まず、60階に着いて、エレベーター出てすぐのところ、天王寺駅を見下ろし、その向こうのビル群の中に何やら和風建築のところがあります。
大阪城
さらに奥を見ると、京橋の街並みが見えます。
あちらに見えるのは、大阪城です。丸で囲わないとわからないですね。
奥の飛行機は、伊丹空港に着陸するものと思われます。
これ以降は、京橋方面はほとんど見所はないと思っていいと思います。左側には梅田方面が見えます。
その2 北西側(難波方面)
茶臼山・天王寺公園
天王寺駅のすぐ左奥に、天王寺公園があります。大きな建物が大阪市立美術館で、その奥に天王寺動物園があります。
かつてこの辺りは茶臼山といって、大坂の陣において徳川家康や真田幸村が本陣とし、熱い戦いを繰り広げました。茶臼山と言いますけども、標高は26メートル。低すぎます。4メートルの天保山には及びませんが、あちらは人工の山ですから。
通天閣
あべのハルカスになると、通天閣がこれだけ小さく見えます。何しろ私たちが見ているのは通天閣の二倍の高さのところですから。
難波・京セラドーム
さっきのもっと奥のところですが、右側に難波の街並みが見え、奥側に伊丹空港・尼崎・宝塚・六甲山地の東部分が見えます。京セラドームはどこにあるでしょう。
ここです。京セラドームはオリックスバファローズの本拠地です。
その3 西側(大阪港・神戸方面)
日本一のトラス橋、赤塗りの港大橋が目立ちますが、その左側のビルは大阪府の咲洲(さきしま)庁舎です。
その先には、天気のいい日には明石海峡大橋が見えるのですが、こりゃ見えませんね。
右側はUSJ・桜島方面です。
このくらい回ったら十分です。間に合うようにあべのハルカスを降りましょう。お帰りは59階からです。
おまけ ガチャガチャ
他の商品が高いというのもありますが、お土産が(私の感覚では)安く手に入るガチャガチャ。300円でこんなのを買いました。あべのハルカス公式キャラクター、あべのべあが模されたクッション型ストラップです。
他にも6種類のガチャガチャが用意されています。カプセルは回収箱に入れましょう。
連載記事の紹介【平成最後の18切符シリーズ】
この記事は、平成最後の18切符シリーズの連載記事です。ぜひ他の記事もご覧ください。第一回に、全ての記事へのサイトマップがあります。
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