台湾に上陸するまでの軌跡、いかにして私は出国できたのか【2024夏台湾#2 1日目】

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私は、ついに台湾に行くことになりました。今回は、台湾に上陸して観光する1日目の様子をお届けします。私は羽田空港7:55発の中華航空で台湾に上陸します。

入国まで

奥のカウンターで手荷物預けを行う

前日に3時間くらい仮眠をとって、羽田空港の第3ターミナルに始発電車で到着しました。眠いですが、ギリギリ1日乗り切れちゃうくらいの睡眠量なので眠くありません。今は朝の6時前です。ここから飛行機に乗るわけですが、もう出発の1時間半前に着いてしまいました。しかしこれで正常だというのです。私としては不安なので1時間前に乗り場の前に着いておきたいためにあらゆる手段を尽くして乗り遅れない努力をする方がいいんじゃないかと思うわけですが、まあ待つことは「広島で3時間(実際には2時間半)待ったんだから、このくらい当然」という気持ちで、初めての国際線としては3時間前行動ぐらいの気持ちでいます。

ほぼほぼ必須であろうオンラインチェックインも済ませ、スマホと印刷の搭乗券も出しておきました。やってみたら、そりゃオンラインチェックイン以外ありえないと喧伝する中華航空の気持ちがわかるほど便利なシステムでした。多くの人にとって紙の乗車券は乗った後は処理に困るごみっぺらですし、ぜひやっていきたいと思います。

Apple Payに航空券の情報とQRコードが保存されています。なんと、荷物の手続きは1時間前の6時55分に締め切り、搭乗開始が7時15分となるようです。なんと搭乗が40分前。早すぎる…やはり国際線の乗車には気を使うものです。

さあ、いよいよ出国手続きです。まずは手荷物預けを行います。私はオンラインチェックインを行ったのでパスポートに航空券情報が入っているのか、パスポートの提示だけで十分でした。少々荷物の重量を7キロオーバーさせてしまったので、帰りのピーチ便では割り増し運賃を取られるのですが、まあいいでしょう。手続きを終えたら、保安検査場に入ります。

当然撮影は禁止なので、以下の地図(Apple Mapsより)を使ってどのような道筋を通ってきたかを解説します。

京急の駅から3階に向かって、チェックインエリアと呼ばれるエリアが手荷物検査や現地チェックインの発券を行うエリアです。そして、保安検査場と出入国管理と書いてあるエリアを通過します。

制限エリア内へ入る壁が厚くなっていますね。国内線は保安検査場だけですが、出入国管理というエリアがあります。ここでは、私はパスポートをかざして終わりました。保安検査場よりも抜けるのは速いです。何か引っ掛かれば係員に何か言われることになるのでしょうか。

なお、この早朝の時間帯には北側の保安検査場はやっていないので、画面下側の中央のところを抜ける必要があります。そのため、搭乗口の147付近まで歩く距離があると感じ、早めに向かっておいたのでした。

移動の道中には、こんなお土産店もありました。あるいは、早朝から営業しているような日本食の飲食店もあります。しかしこれにも目をくれず通過。私は緊張感を持って動きます。

私が初電に乗って早め早めに行動したおかげで、もう1時間半前には搭乗口の前に着いてしまっていました。しかし、チェックインと手荷物預けの締切が早い国際線では普通のことなんじゃないかと思います。3時間前ならラウンジの使用も検討したかもしれませんが、私は怖くて手荷物預けの前でずっと待機していました。40分後にはもう搭乗開始のお知らせが告げられようとしているところです。機内に入る前にパソコンの電源を切り、携帯を機内モードにしておきましょう。

台風を通過する航空機内〜入国完了まで

機内は混雑しており、ほぼ満員。台湾人も日本人も多く乗っていました。機内では中国語よりも日本語がよく聞こえます。私と同じように若者が多く目立ち、きっと大学生がこの期間の休みを有効活用してお手軽に海外旅行に行くんだろうという感じがします。

実際に台湾に着いた後も観光地とかでは日本人がいっぱいいたので、久しく外国に行ってなかったりとか、本当に初めての海外旅行として訪れる人が多そうなところではあります。私もその1人ですが、観光地を見ていても女子旅とか言って女性のグループ(あるいは単独旅行?)とか、あとはカップルで仲良く行動している人がいる様子が感じられましたね。私の所感では台湾は結構若者に人気なイメージです。まあ日本からだとお金が安く済みますからね。そりゃあ納得なものです。

それにしても飛行機の添乗員は日本語も中国語も英語も当たり前のように対応していてすごいなと思いました。チャイナエアラインのキャビンアテンダントの出身としては台湾が多く占めるのでしょうか、中には日本語があまり上手くない人も中にはおりますが、日本語や身振り手振りなどでなんとか伝わると思います、頑張ってください。

座席の気になる点としては、なぜか私の席にだけ枕が置いてありました。安全ビデオは日本語での説明はありませんでしたが、紙の説明がポケットにありました。またエチケット袋にピカチュウが描かれていたのが面白かったです。

当機はボーディングブリッジを離れた後、新整備場の裏を抜けて15分くらいかなりウロウロしていました。どうやらD滑走路から東の方の空へ飛んで旋回するみたいです。

さて、本日は2024年8月29日。発達した台風10号が鹿児島県のすぐ南の海上に停滞しておりのろのろ上陸するような勢いでありまして、当機もそこのリスクは非常に気をつけているものと思います。東京はこのように快晴でしたが、関東地方を出るとすぐに雲行きが怪しくなり、視界が真っ白になりました。

どうやら、台風10号の雨雲を避けるために本来のルートより色々とずれているように見えます。この先気流の不安定なところを通過するため、ベルト着用サインは割とずっとついてました。でも一応食事の提供などはされるみたいです。

なんと、国内線の延長みたいな距離なので流石に飯はないと思っていたのですが、国際線だとこういう機内食があるのですね。正直意外でした。なかなか健康的でボリューミーに見えます。これでもメインディッシュは抜いてますからね。なお私は台湾でラーメンを食べようと思ってお腹を空かせようと考えていたため、メインディッシュのハンバーグもつけませんでして、酔いを防ぐために足早に食べ終わりました。

なお、気流の不安定な場所を通過する際は機内食や飲み物のお代わりサービスは中断されるそうです。配膳ワゴンもかなり揺れていましたし、緊急でやってきたキャビンアテンダントが私の席の目の前でつまずいていたこともあります。普通ではない対応でありましょうが、みなさん落ち着いて行動されていました。

結果的に、なぜか山梨県〜紀伊半島あたりまで気流の不安定な区間があり、四国の南あたりからは大丈夫になりました。いつもは東シナ海の上空を突っ切るものですが、やはり台風の中心を避けて沖縄本島を迂回していることがわかります。全体的に南の方を迂回し、かなり上空を飛んでいるので、台風の影響は受けないということでしょう。むしろ台風の風の流れに乗って加速しているようにすら感じます。

台北松山空港に着きました。天気は曇り。しかし、台風は飛び越しまして、滞在中はだいたい晴れとなる予報であります。順序よく降り、イミグレに向かいましょう。

入国に際しては入国カードとパスポートの提示、顔認証と指紋を取られて、荷物を回収したらもう空港を出ることができます。入国審査と言ったらなんか色々英語で質疑応答するのが私のイメージですが、毎度多数の日本人を受け入れており、長年の信頼が積み重ねられて日本人にとっては非常に入境しやすい状態ということなようです。まあ日本に統治されたことがある国の中でも最大の親日国ですからね。

初めて踏んだ異国の地

外貨を両替してみました。初めて自分が使うために持った外国のお金。案内表に日本のコンビニがあります。日本とのつながりを感じさせられますが、言語は繁体字中国語、道路は右側通行と、異国に来てしまった感があるものです。

まずは、コインロッカーに荷物を預けて、観光と参りましょう。市内の移動には台北MRTという地下鉄が便利で、安く乗れます。私はヨウヨウカ(悠遊卡)と呼ばれる台湾版Suicaを松山機場駅で購入し、台湾ドル1000元も入れてしまいました。まあたくさん電車乗るからそのうち回収するでしょう。余ったら次の旅行でまた使えます。行動が鈍くて飛行機を降りてから初めて電車に乗るまで1時間半くらいかかった印象がありますが、同じくヨウヨウカの飼い方がわからない日本人を助けてあげたのでまあいいでしょう。

連載記事:2024年夏台湾旅行

第1回記事付属のサイトリンク:

海外に行っても価値観なんて変わらない?それでも行くべきところのみに絞ってみよう【2024夏台湾#1】 | 分霊コネクション (bundrail.net) | ※サイトリンクの位置に飛びます

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